『おむすび』タマッチ役で注目の谷藤海咲、アイドル卒業から1年で朝ドラ出演「オーディションでの手応えはゼロだったのでダメだろうと…」
正直、情報解禁する際、すごく不安だったんです。オーディション受けているときや撮影中よりも、発表する前日が一番緊張しました。でも、想像以上に応援の言葉をいただいたり、ビックリしてくれたファンの方々がいて、そんなふうに思ってもらえたことが嬉しかったですし、今後もこういう驚きをもっともっと与えていけたらと思いました」
――舞台と映像では求められる芝居も違ったりすると思いますが、それぞれどんなところに魅力を感じていますか?
「私の性格上、飽き性な部分があるのですが、舞台は稽古・本番とけっこう長い期間やるじゃないですか。舞台は時間をかけて芝居を作っていってやり続けるというのがあるので、私は毎回楽しいこと、面白いことを考えていきたいなという想いがあって。それは観ている側に伝わるか、伝わらないかわからないですけど、演技を変えるだけじゃなくて、自分のマインドの部分だったりを変えて臨んだりしています。映像に関しては、よりたくさんの方々が関わってくださっているなと改めて感じていて。朝ドラはまた特殊なのかもしれませんが、実際にはお会いしていない方も含めて、本当にたくさんの方々が一つの作品のために力を合わせて作り上げているというのをすごく感じていて、自分もより責任を持って臨まないといけないなと思いました。