「婚約破棄」と聞くと、構えてしまう人も多いだろう。
想像して、ゾッとしたり、悲しい気持ちになる人も多いだろう。
今回は、私が実際に経験した、婚約破棄の話を書こうと思う。
この記事を読んで、少しでも多くの人に勇気を分けられたら嬉しい。
本当に婚約していたのか?
婚約破棄したことを話すと、よく「本当に婚約してたんだ…?」と半分信じられないような反応をされる。
どれくらい本気で婚約していたか、前提条件を共通認識として揃えたい。
彼とは2016年から交際開始。10ヶ月後、同棲開始。
同棲して約1年、プロポーズを受け、ゴールデンウィークには私の親に結婚のご挨拶に行こうと約束をしていた。
ね?本気でしょ?
彼には抑うつの症状があった。
感情の起伏が激しく、時に強く当たられたりしたが、本心ではないと知っていたので、私が必ず支えようと心に決めていた。
彼の良いところも悪いところも、心の不安定さも、まるごと受け入れる覚悟はできていた。
景色が変わった日
前提条件が揃ったところで、本題に入りたい。
忘れもしない、4月20日(金)