京都・大随求菩薩の胎内めぐりで心から生まれ変わる【旅の途中の神様訪問】
の本堂で1718年に再建されたお堂。こちらのご本尊である大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)は、「人々の求願を叶え」そして「あらゆる罪を滅罪させて」くれるというすごいご利益をもっています。また、大随求菩薩は秘仏で通常は一般公開していないのですが、この年は222年ぶりに坐像を公開している有難い年!
随求堂ではお堂の下を大随求菩薩の胎内に見立てて「胎内めぐり」を体験することができます。胎内めぐりは心の生まれ変わりを体感できるものなので、今回の旅行にぴったりではありませんか!
真っ暗なお腹の中で一つだけする願いごと
仁王門から入ると、清水寺より先に随求堂が見えてきます。
公開中の有難い秘仏・大随求菩薩様をお参りして、胎内めぐりをするためにお堂の脇にある階段をおりていきます。
この胎内めぐり、行かれたことがある方はご存知かと思いますが、道中驚くほど真っ暗です。
暗闇の中で頼りになるのは左手側にある手すりのみですが、この手すりは大きな数珠が繋がっているかのようにつくられているので、しっかりと掴むことが難しい…!
しかも数珠を触っているのは利き手ではない左手…。目の前は闇…。人の気配は感じるものの、今進んでいるのが前なのか後ろなのか、方向感覚がなくなりそうで少し怖かったです。