観客大満足! 何度も観たくなる家族の物語『ツインズ』
2015年も残り2週間を切り、ここに来てグッと年末感が増してきました。年内に済ませておきたいことや年明けの準備などで慌ただしい日々を過ごしている方も多いかと思いますが、ここらでちょっと一息ついて、演劇でもご覧になってはいかがでしょうか。
ただいま、東京・パルコ劇場では、『ツインズ』が、絶賛上演中です。
この作品は、演出家の長塚圭史さんと、劇団☆新感線の看板俳優である古田新太さんが10年ぶりにタッグを組んだ作品として、大注目を浴びている話題作。長塚圭史さんといえば、NHK連続テレビ小説「あさが来た」にサトシ役で出演中ですので、役者としてご存知の方も多いかと思いますが、日本を代表する演出家のひとりとして世界から注目されています。10年前の『LAST SHOW』は、その過激で衝撃的なストーリーと、演者たちの緊張感のある芝居が話題を集め、「第13回読売演劇大賞優秀作品賞」も受賞しました。
それ以来のタッグとあって、今回も上演前から演劇ファンの期待が集中。しかも、古田新太さんから「家族の嫌な話を書いてほしい」という要望を受け、「家族の病んでいる部分、僕の思う家族の闇の部分と光の部分を併せて描いた」