くらし情報『障がい者とともに生きることを真摯に考える』

障がい者とともに生きることを真摯に考える

障がい者と結婚した人に
「偉いね」と言ってしまったあのとき
障がい者とともに生きることを真摯に考える
2016年4月から、障がい者差別解消法が施行されました。人の個性に応じて、できる範囲で助けてあげましょうねという法律です。
最近はパラリンピックも注目されつつあり、テレビで放送されるようになりました。
今までは障がい者と縁がなかった人でも、これからはどんどん身の回りに接する機会が増えていくでしょう。

不慣れなものには、不慣れな対応をしてしまうもの。
私もいくつか経験があります。もう10年くらい前だったと思いますが、知り合いの女性が、車いすの男性と結婚をすると聞いたときのことです。思わず「偉いね」と言ってしまったのです。

直後に、「あれ、思っていることと違うことを言った」と思いました。「車いすの男性とわざわざ付き合うなんて、あなたはいい人ね」と言いたかったのではないのですが、彼女にはそう聞こえたかもしれません。

今、Co-Co Life☆女子部という障がい女子のためのフリーペーパーの制作に関わっていることもあり、車いす女子と一緒に出歩くことも普通になりました。
まあそれで感じるのは、靴で歩くか車いすで歩くかは大した違いではなく、単に一緒にいて楽しければまた遊びに行く、というだけの話です。

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