私たちには時間がない!「誰かを誘いたい」のに気が引ける理由
「誰かを誘いたい」欲求に駆られるとき
by Ben White
私だって、誰かを誘いたい時もある。
大体のことはなんだって一人でできるつもりでいるし、ほとんど抵抗はない。
というか、何かやりたいことがあったとした場合、自分の趣味に合う人をリストアップして、その中で仲のよさを考えた上で、興味を持ってもらえるかどうか、断られないかどうか、休みが合うかどうか判断する…。人を誘う上で考えなければならないことが多すぎて、一人でいる不安(ほぼない)よりも、誰かを誘う際の面倒臭さがどうしても勝ってしまう。
「誰かいたら楽しいのかもしれないけど、まあ一人でもいいか」という結論にいつも至る。結局は、連絡無精なんだろうと思う。「誰かを誘いたい!」と思っても、実行に移されることは滅多になかった。
この「誰かを誘いたい!」という欲求が私の中で沸々とわいてくる時には、2パターンある。
ひとつは、「一人で平気なままでは、多分ヤバい!」と、なんとなく孤独死や老後の孤立へと地続きになっているような焦りを感じる時。
何かキッカケがある訳ではないけれど、湯船に浸かりながらただボーッとしている時とか、真夜中になかなか寝付けない時とか。