三角形で建坪9坪!? コンパクトでも居心地抜群のカフェハウス【住まいの設計】
地元で有名だった雑貨店「サザンアクセンツ」から譲り受けた家具を置き、ワインの空き瓶を彩りのアイテムに。
営業がない日曜日、夫妻はカフェでブランチやお茶を楽しむそうです。
「生活の場である2階と違って、ここは、私たちもゆっくりと過ごせるくつろぎの場所なんです」
■ ふたり暮らしにちょうどいいコンパクトなワンルーム
住まいの玄関は、南側に設置。階段の段差を利用して靴の収納もしています。
右の写真の左側は、カフェと住居で共有するトイレの扉です。
手洗いの洗面ボウルや水栓は、デザインにこだわって選んだものです。
「ふたり暮らしなので、住まい部分はワンルームで十分」という夫妻。
2階はワンルームとしながらも、ダイニングと寝室の床をスキップさせて空間を緩やかにゾーニングし、一室空間のあちらこちらに居場所があるプランを採用しました。
寝室の床を70㎝上げてできた段差には半透明の窓を設置することで、1階に光を届けています。
限られた面積でも広がりを感じられるように、南側には天井までの大きなガラス窓を設置。キッチン上部はロフト収納になっています。
また、2階にもカフェと同じように温かみのある素材を採用。