クローゼットの中に衣類を食べる“虫”が!? 衣替え時のおすすめ洗濯・収納方法
「しまっておいた衣類を久々に出したら、穴が開いていた!」なんてことはありませんか?
それは衣類を食べる害虫のしわざです。
シーズン明けにお気に入りの服を着ようとして虫食いの被害があったら、とっても残念な気分になります。
それに、たんすやクローゼットの中に虫が潜んでいるというのも、何だか気持ちの悪いものです。
coco312 / PIXTA(ピクスタ)
これから冬物をしまって衣替えをするというご家庭も多いことでしょう。
害虫被害を防いでキレイに衣類を収納するコツを、ライオン株式会社お洗濯マイスターの大貫和泉さんに伺いました!
■ しまい込んだ衣類の奥で卵がひっそりと孵化!?
大切な衣類に穴をあける犯人の正体は「ヒメカツオブシムシ」「ヒメマルカツオブシムシ」「イガ」「コイガ」などの幼虫です。
衣類にこれらの虫が接触するタイミングのひとつは、洗濯物を干しているときなのだそう。
春~夏にかけて、さなぎから成虫になった親虫が、お洗濯して干しているときに冬物衣類に卵を産み落す可能性があります。
衣類に付着した卵は、たんすやクローゼットの中で孵化し幼虫に……。
しまい込んだ衣類の奥で、幼虫が服を食べながら動き回っている様子を思い浮かべると、ゾッとしてしまいます。