コーヒーかすを発酵して再利用 4工程でできる肥料のつくり方
そのためコーヒーかすを通気性の悪い環境に放置するとカビが発生します。
また、コーヒーかすをガーデニングや家庭菜園の肥料代わりとして使える情報が流れていますが、コーヒーかすに含まれている窒素が土壌の栄養に必要な微生物の分解をシャットアウトするので、そのままコーヒーかすを土に混ぜるのは良くありません。
そして、花やハーブが実ってもひ弱な状態で成長するという話もあります。
ちなみに下の写真の我が家のひまわりも、同様にひ弱な状態になってしまいました。
肥料の作り方を知らないと、茎がひ弱なひまわりが咲きました……
しかし、コーヒーかすを堆肥し、ひと手間をかけることにより、有効活用ができます。
その方法をご紹介いたしましょう。
■ コーヒーかす肥料を作るための下準備と材料
発芽や発育につなげるコーヒーかすを使った肥料には、まず以下のような下準備が必要です。
下準備
- 段ボール→堆肥を発酵させるための容器、厚めの箱が望ましい
※今回の記事で使った段ボールの大きさ→横:36×縦:27×高さ:20(cm) - 新聞紙:2~3日分→段ボールの底に敷く
- 底上げグッズ→底部分の通気性を良くするために利用
※今回の記事では使っていない鉢を逆さにして利用 - 使い古したバスタオルや大判の布→肥料を作ったら上部分を雨などから入らないよう覆う
- 手芸用のゴム→紅白帽などの子ども向けの帽子で使っているゴム、箱に被せてあるタオルや布類を固定するために使うので、箱の周りの長さで用意
- シャベル
- 手袋
段ボールの底部分は肥料が出ないよう、両サイドとセンターにガムテープで貼ります
下にこぼれないよう念入りに新聞紙を重ねます
肥料の材料は以下のものになります。