コーヒーかすを発酵して再利用 4工程でできる肥料のつくり方
発酵が進むと箱の中身の温度が上昇します。水分が多くなった、中身の温度が上がらない場合は米ぬかを大さじ1杯程度足し、乾いた状態の場合は少量の水を足しましょう。
通気性のことを考え、箱の底と地面はくっつけないようにします。雨が入らないよう細心の注意を払います
■ 種または苗植えのタイミングは?
コーヒーかすを使った肥料は作ってから約3か月が発酵期間となっているので、種や苗植えはそれ以降となります。
YUMIK / PIXTA(ピクスタ)
当然のことながら3か月を経過すると季節も変わるので、その四季にあった種や苗植えを選びましょう。
■ コーヒーかすのほかの再利用法について
CORA / PIXTA(ピクスタ)
コーヒーかすは肥料や消臭目的として再利用されているだけではありません。ほかにも生活に役に立つものとしても再利用されています。
エコの先進国とも言われているドイツではコーヒーかすを使ったカップ&ソーサーを開発し、販売もしています。
コーヒーかすを使った肥料作りは、ただ土壌に窒素を多く含むコーヒーかすを混ぜるだけだと、発芽や発育がうまい具合にできません。
米ぬかや腐葉土を使い、風通しの良い場所で発酵させることで、化学反応し、良質な肥料となります。