アトリエのある3階建てのリノベーションハウス【住まいの設計】
と夫。
夫妻とは10年来の付き合いである建築家の野﨑さん。
好きなものを熟知してくれているという信頼があったのに加え、野﨑さんの提案で好みの空間を雑誌からスクラップしたり、好きなカフェや雑貨ショップの雰囲気を写真で伝えたりしてイメージを共有しました。
そして出てきたキーワードは、「素材感」や「経年変化による味わい」。
床に杉足場板、1・2階の壁に漆喰を使うことを決め、さらにアトリエの漆喰塗りや床、建具などの塗装はコストダウンも兼ねて夫妻がDIYで行うことに。
■ 間仕切り壁を取り払ってかなえた、広いアトリエとLDK
細かく区切られていた1階は間仕切り壁を取り払って明るいアトリエに一新。
妻のアイデアで鉄骨の間にガラス戸を設置し、緩やかに区切りました。
将来、ドライフラワーなどのワークショップを開くことも考えているそう。
アトリエ手前には、引越し後にDIYで製作した下駄箱を置いています。
2階も廊下にあった壁を撤去し、広々としたLDKを実現しました。
中央にアイランドキッチンを設けることで、ダイニング、キッチン、リビングを緩やかに区切っています。
杉足場板で造作したアイランドキッチンは、簡単な食事やPC作業に便利なカウンターや収納も一体に。