仕事、貯金、自分の時間…介護でどこまで日常生活が変わる?
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グラフから、介護に携わるということは”今までの自分の生活が制限される”ということが想像できます。
■ 介護で「離職」を選択する人も意外に多い!
調査で明るみになった、介護による生活の変化。
介護は、時間だけでなく介護者の”働き方”にも変化を与えます。
”介護離職の経験はない”との回答が約7割を占めるものの、”自分自身が介護離職した”という割合は25.5%。
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離職までいかなくとも、時短勤務に切り替え、雇用形態の変更、有休を使うなど、介護者は介護の時間確保のために仕事の時間をも減らすことが必要とされるようです。そして”働く時間”を削るとなると、心配になってくるのが”お金”の問題。
働く時間が減る、もしくは離職となると収入が減り、介護の心配だけでなく自身の生活費にも大きな影響を及ぼします。
介護離職した人・離職予定の人のデータを見てみると、介護者の生活費は”自分の貯金”、”家族(夫や子供の収入)”で賄う人が多く、親の年金や貯金に頼る割合よりも、自分たちの財布で生活していく傾向にあるよう。