子育てママのタバコ事情。50%以上が産後3か月以内に喫煙を再開!
しかし、子どもの誤飲事故で最も多いのはタバコが原因です。
さらに喫煙後に子どもを抱っこするだけで洋服にまとわりついた有害物質で子どもが受動喫煙となることなど、いくら気をつけても子どもをタバコの害に晒してしまうことは避けられない印象を受けます。
■ 子どもには効果なし? 受動喫煙を防ぐための独自ルール
厚生労働省のデータによると、授乳中のママが1日に4本以上の喫煙をしている場合、非喫煙者に比べて母乳分泌量は10~20%低下し、その低下は喫煙量が多いほど著しいことが明らかになっています。
さらにベランダや換気扇の下で喫煙をしていたとしても、タバコの煙は窓の隙間を通って入り込み、結局はタバコを吸わない家庭と比較すると受動喫煙の危険は3倍以上もあるそうです。
つまり”授乳間隔をあける”、”吸った後は歯磨きや手洗いをする”という独自のルールを決めている方が大半でしょうが、多くは防ぎきれていない可能性が高いのです。
NOBU / PIXTA(ピクスタ)
育児中のストレスは誰もが経験するもの。
イライラ発散のために喫煙に走ることで、子どもを苦しめてしまったら悲しいですよね。
子どもの健康を考えるとやはり”吸わないこと”が一番なのではないでしょうか。