狭小住宅でも快適に住める!「ちっちゃな家の空間3原則」って?no.3
写真はイメージです
家が1つの大きなワンルーム形式になっているだけでなく、玄関らしい玄関もなく、庭に面した掃出し窓からの出入りになっているのが印象的でした。
2.廊下を省略して「洗面所」と「脱衣所」と兼ねる
長い廊下は、狭小住宅にとって極力避けたいプランです。
古い木造一戸建てをリノベーションした筆者の元・自宅ですが、奥に位置する洗濯機や浴室までの廊下の途中に、トイレや洗面脱衣を配置しました。
洗濯機側からの見返し、左手のピンク色のタイルは浴室部分
ただし、玄関からも丸見えなので、いざという時の目隠しドアに、隣接する納戸のドアを90度ふって兼用です!
しかし、こういった「玄関がない」「廊下が脱衣になる」等のプランは、住むにあたり、それなりの覚悟が要求されます。
ライフスタイルや家族の希望などを充分に検討シミュレーションして、決定してください。
■ もっと身近で取り入れやすい事例も!
洗面所やキッチンの一角に家事コーナーを作ったり、ワンルームでベッドをソファ代わりにする、というのも「兼ねる」ですよね。
LDに大きめのダイニングテーブルを置き、子どもの勉強や家事、事務作業をするのだって立派な「兼ねる」