古都・鎌倉の雰囲気にマッチ!自然と質感が豊かな庭を持つ家【住まいの設計】
しっとりとした風情を醸す町・鎌倉でS夫妻が入手したのは、借地ではあるものの鶴岡八幡宮に近い72坪強の敷地。
ここに夫妻は、あたかも八幡宮の延長のように緑をたたえ、質感も豊かな家を建築。
雨に濡れて緑がいっそう映える日に訪問しました!
■ 庭を囲うL字型の家。LDKから視界いっぱいに緑が!
夫妻は建築家・彦根明さんに設計を依頼。
彦根さんは鎌倉との調和を軸に、「幼児がいて共働き。猫と楽しく過ごせる家」などの要素を織り込んでプランニング。
まず建物はL字型で、南東の庭を囲う構成。植栽は人気の造園家・荻野寿也さんです。
庭に広く面しているLDK。遮るものがなく、どこからも庭が眺められる大空間です。
ダイニングは吹き抜けで、2層分の大開口がダイナミック!
LDKの前にはデッキが大きく張り出し、天気のいい日は室内外の一体感が楽しめます。
すべてのサッシは風景によく馴染む木製を設置。
キッチンはアイランド型を選択。壁面の収納カウンターともにオリジナルで、壁面側はまるでつくりつけ家具のようです。
小さな開口や勝手口からも緑がチラリ。
キッチンの脇につけた階段は、将来子どもの帰宅時にもコミュニケーションがとりやすそう。