古都・鎌倉の雰囲気にマッチ!自然と質感が豊かな庭を持つ家【住まいの設計】
猫が壁の専用出入り口から顔を出しているのが分かりますか?
「ワタシはここよー」
■ 客間にも最適な、離れっぽい上質仕様の和室
LDKと直角に庭を囲うのが和室。玄関部を挟み、LDK側とは離れのような心落ち着く空間です。
美しい杉板張りの竿縁天井など要注目!
和室から見た中庭。縁側の先にシダ類などの植栽が眺められ、視線の先にLD内の気配も感じられます。和室の左に見える建具は、組子細工で知られるタニハタの製品。
和室の縁側はDKと直角に交わり、行き来しやすい位置関係。
■ 自然の原風景のような庭。黒の塀が空間を引き締める!
庭は高中低の木と下草が植えられ、季節ごと何かしら花が咲いて目を楽しませます。
さらに川砂利が緩やかな曲線を描いて渓流を思わせ、岩を置いて木や草を植えることで自然の原風景を再現。
広いデッキは言ってみれば貴船の川床のようなイメージです。
鎌倉らしい黒の大和塀が、緑をいっそうくっきりと見せるのに効果的!
この日、庭で見つけた可憐な花々。
手水鉢は、ステンレスのバルブから水が1滴ずつ落ちる仕掛けです。
吹き抜けの上下大開口を通じ、階段の上からも庭がダイレクトに眺めることができます。