くらし情報『ドラマ『大恋愛』のケースは現実にもある!若年性認知症の実態って?』

ドラマ『大恋愛』のケースは現実にもある!若年性認知症の実態って?

10月から放送されているTBSのドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』をご存じですか?

34歳で若年性アルツハイマーを発症する医師という役を女優の戸田恵梨香さんが、その恋人役をムロツヨシさんが演じて注目されています。

34歳でアルツハイマー?「どうせドラマでしょ、事実じゃないよ」と思う人もいるでしょう。

でも、これは現実的な話でもあるのです。

■ 「若年性認知症」は若い人だけがかかる病気?

「若年性アルツハイマー」という言葉をドラマや映画で初めて聞いた人も多いと思います。
若年性

nonpii / PIXTA(ピクスタ)

分類としては、65歳未満の認知症を総じて若年性認知症と呼び、約4万人の患者がいるなかで脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の2つのタイプが圧倒的に多くなっています。

少数派としては、事故などで脳が損傷して起こる頭部外傷後遺症、多量のアルコールを飲む人が発症するアルコール性認知症などがあります。

若年性認知症の多くは40代後半~60代前半に発症し、発症者の平均年齢は約51歳、女性よりも男性の方が多く発症しています。

■ 若年性認知症になると収入減少と介護が同時にやってくる!?

問題は、働き盛りの男性が若年性認知症になった場合、家族への影響がとても大きいということです。

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