くらし情報『介護しやすい二世帯住宅とは?リビング隣を親の部屋に!』

介護しやすい二世帯住宅とは?リビング隣を親の部屋に!

キッチンは調理しながら母を見守ることができるよう、対面式キッチンにしています。

■ 将来の「車椅子」利用も考慮しておくこと

もしリビングと母の部屋が少し離れた距離にある場合、歩きやすい幅や車椅子が直角に曲がるための有効開口は廊下・入口ともに80㎝以上となり、幅の広い建具にしておく必要があります。
車椅子

kou / PIXTA(ピクスタ)

廊下を歩くということになれば手すりを設置することも想定し、あらかじめ下地を施しておくと良いでしょう。

手すり

ヨシヒロ / PIXTA(ピクスタ)

高齢になると人との付き合いも煩わしくなり、ひとりで過ごすことが多くなります。

そのため家族が集まるリビング・ダイニングと母の部屋との距離は近いほうが良いように思われます。

その場合、子世帯との距離を考え、孤立しない場所と閉じ込めない工夫が必要です。

リビングや浴室など共有できるよう工夫し、空間を完全に分離せず、ほどよい世帯間の距離を保つことが大切だと考えられます。
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