工事費約90万円!環境に配慮したセルフリノベで快適SOHOに【リライフプラス】
夫の谷章生さんが設計事務所を設立するにあたり、仕事場を兼ねた住まいづくりを考えていた谷さん夫妻。
もともと中古不動産の活用に興味があり、UR都市機構の築18年(取材時)の賃貸物件を気に入ってセルフリノベへの挑戦を決意。
解体からスタートして、約3か月。工事費約90万円(税・材料費込み)で、素材にこだわったセルフリノベ空間を作りあげました。
■ 勾配天井のLDKは解放感たっぷり
間取りでこだわったのはLDKを広く取ること。
もともと和室だった場所の天井を撤去したことで、LDKには勾配天井が出現しました。
一番高いところで4mもあるというのは、最上階物件ならではの恩恵。
そのおかげで、58平米とは思えないほどの開放的な空間を演出できています。
リビングの壁は少しくすんだブルーが印象的。
環境に配慮した珪藻土塗りで、色を混ぜて夫妻で仕上げたというオリジナルです。
インテリアのアクセントになるうえ、空間にメリハリを生み出しています。
リビングのシンプルなテレビ台の上には、お気に入りの雑貨を並べて賑やかに。国内外の旅先で買ったものも多いそう。
そして、塗りムラがかえっていい味を出している、LDKのデスク側の珪藻土の壁。