くらし情報『「DIY型賃貸」はどこまで、どんなことができるの?』

「DIY型賃貸」はどこまで、どんなことができるの?

最近よく聞く「DIY型賃貸」。

国土交通省は、この「DIY型賃貸借」を普及させるために、ガイドラインを作成しています。

国が応援する「DIY型賃貸借」。どんなものかご存知でしょうか?

■ 1.DIY型賃貸借って?

DIY型賃貸借とは、借り手が自由に造作できるように賃貸借契約を結んで居住できる賃貸物件のことです。
1-1 DIY型賃貸借が生まれたきっかけは?
中古住宅

テラス / PIXTA(ピクスタ)

ご存じの通り、日本は人口が減少したこと、核家族化により親世帯が住んでいた住宅を相続しても、住む人がいないことなどから、空き家が増加しています。

空き家は築年数が古いものが多く、賃貸住宅として貸し出す場合、多額のリフォーム代がかかります。

そのため、改修しないでそのまま放置している人は少なくありません。

いっぽう、近年は新しくて高級なものよりも、古くて安いものでも、「自分らしい」ものを持ったり、作ったりするほうが、価値があると考える人が多くなっています。


DIYがブームとなり、自分で小屋を建てたり、家具を作ったりする人が増えています。

そこで生まれたのがDIY賃貸借というシステムです。

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