家族と育む書棚!三角形「ライブラリーコリドー」のある家【住まいの設計】
こちらはライブラリーコリドーを2階から見下ろした様子。その廊下の長さに気付かされます。
11歳のお子さんは登校前に読書をするほどの本好きで、その好みもご主人似。
「学校の図書館よりもウチの書棚の方が好みの本が揃っているみたい」と妻が言うように、このライブラリーコリドーは家族をつなぐ大切なスペースになっています。
コリドーの突き当たりには三角形の高窓があり、その明るさに視線が導かれ、まるで光の奥へ誘われるような不思議な感覚に。
階段からの風景は斜めの壁がよりはっきりと映え、そのダイナミックさは感動もの。
2階に見える扉は寝室、その右を奥へ進むと子ども室があります。
■ 全開放可能な窓で大空間LDKを実現
「親子で料理ができるように」という妻の思いから、キッチンはゆったりとしたスペースを確保しています。
天板に黒の人造大理石をあしらったキッチンは造作で製作し、リビングの家具の雰囲気とマッチ。
一体化しているリビングとダイニングは、家族の今がギュッと集まる団らんの場となっています。
道路側には平屋のお茶室があるため、それが目隠しになって通りからの人目を気にせず中庭が利用できることも子育て世代のファミリーには高ポイントです。