家族と育む書棚!三角形「ライブラリーコリドー」のある家【住まいの設計】
さらに窓は全開放可能で、解放することでリビングとの一体感もアップ。
床がタイル敷きのためストライダーやプール遊びももちろん可能です。
サッシは開けたときにフレームが残らないように設計されており、閉めた状態でも上下の枠が見えにくいような収まりになっており、細部までこだわりが感じられます。
■ 部屋が広く感じられる”斜め壁”マジック
三角形のライブラリーコリドーを実現した壁は、他の部屋でもそのまま”斜めの表情”として生かされています。
例えば2階の子ども室。
斜めの壁で空間的な広さはアップ、さらに壁の開口越しに書棚を利用できるんです。
1階の洗面室と浴室も、”斜め壁”をそのまま。
ちょっと不思議な空間は「スライドドアも斜めの壁に沿わせるため、特別のディテールを考案しました」と廣部さん。
ボーダータイルをあしらった明るいバスルームにも、設計のワザが光ります。
可愛らしい小窓を配置し、バスタブにつかると、ちょうど中庭のグリーンが見えるようになっています。
解放感が広がり、そこで過ごす時間はまさに贅沢の一言です。
■ “離れ”のお茶室はちょっとした隠れ家に
将来、茶道教室を開く夢を持つ妻のために、お茶室は生活エリアと切り離した玄関横に配置しています。