見えないけれど“つながり”を感じるキッチンのある家【住まいの設計】
上下階間取りはほとんど同じという2階の親世帯のLDKは、床を温かみのあるフローリングにしています。
2階であることのメリットを生かすため、傾斜天井にしてのびやかさを演出。
照明はダウンライトに統一することで、すっきりした天井の広がりをみせ、より解放感を感じられる空間を実現しています。
外壁は落ち着いた色のガルバリウム鋼板張り。
あえて塀を設けずオープンな形にしているのは、車通りの少ない交差点に向かって開くことで、遠くまで視線が抜ける効果をねらうため。
庭に様々な樹木を植え込むことでプライバシーが守られ「窓の外が森のようになるといいなと思っているので、これからもっと植栽を増やす予定です」と妻。
海外生活で気に入った家の作りをそのまま生かし、さらにそれを二世帯住宅に応用している坂本さん宅。
キッチンとダイニングの”つながり”、上下階の”つながり”という、独立と共有の絶妙なバランスであたたい家づくりを実現されています。
もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2018年5-6月号」も参考にしてみてくださいね。
設計/仲亀清進建築事務所
撮影/桑田瑞穂
住まいの設計2018年5-6月号
豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。