大雪が降るとエアコントラブルが増える!? 知っておきたい3つのポイント
また、室外機に付着した雪を溶かす「霜取り運転」によって発生しているケースも。
天気予報で降雪・積雪予報が出た際には、室外機の周りはできるだけ空けておき、物でふさがないことが大切です。
空気の吸い込み口である室外機側面と背面、吹き出し口である室外機の前面をふさがないよう、ゴミ袋や掃除道具などは片付けておくことで、大雪でも快適にエアコンを使うことができます。
■ 2. 雪が降ってきたら室外機まわりのスペースを確保
SEKIGUCCI / PIXTA(ピクスタ)
実際に雪が降ってきた時にもやるべきことがあります。
まずは、室外機のまわり30センチは空けること。室外機の上に積もった雪も、落下して吹き出し口や吸い込み口をふさぐ可能性があるため、取り除きましょう。雪を取り除いたら、電源プラグを抜くか、ブレーカーを切ってからもう1度入れ直し、リモコンで再び運転を開始してOKです。
室外機は、熱を含んだ屋外の空気を吸い込み、冷たい空気を吹き出しています。
吸い込み口がふさがっていると、空気を効率的に吸い込むことができません。
また、吹き出し口がふさがっていると、室外機から吹き出された冷たい空気を、室外機が再び吸い込んでしまう「ショートサーキット」