大雪が降るとエアコントラブルが増える!? 知っておきたい3つのポイント
という現象が起こります。
すると、屋外の熱を効率よく取り込むことができず、電気代が高くなってしまうばかりか、暖房運転が停止してしまう可能性も。
室外機のまわりを空けておくことで、これらのトラブルを事前に回避することができます。
■ 3.「霜取り運転」のときは慌てない
東北の山親父 / PIXTA(ピクスタ)
冬場の室外機で留意しておきたいもう一つのポイントに「霜降り運転」というものがあります。
霜取り運転は、一時的に通常の暖房運転とは反対に、室外機の熱交換器を暖めることで霜を溶かす機能です。
暖房運転時、冷たい空気を屋外に吹き出す室外機。
その際、室外機内部の熱交換器は非常に冷たくなっているため、空気中の水蒸気が熱交換器に結露して凍り、霜となってしまいます。
また、溶けた雪が凍って付着することもあります。
熱交換器に霜が付着すると、室外機の空気の吸い込みが妨げられ、屋外の熱を効率的に取り込むことができなくなってしまいます。
その際、エアコンが行うのは、熱交換器に付いた霜を溶かすのが「霜取り運転」です。
一般的に霜取り運転時は、エアコンから暖かい風が出てきません。
そのため「故障した!」