まるで戸外のような空間!天窓からの光と木に包まれた家【住まいの設計】
公園に向かって開かれたダイニングは明るく、まるで広い庭があるような開放感。
ミモザのフローリングが、インドネシア製のダイニングセットの存在感と調和しています。
先ほどご覧いただいた大らかな吹き抜けは、2階から見ると、このとおり。
「ごはんよ〜」「すぐ行くよ〜」。声もはっきり聞こえます。
「共働きだから、家族で一緒にいられる時間が短いので、どこにいても気配を感じられる家が希望でした」(妻)。
2階主寝室は吹き抜けに面しています。
左手壁の向こうの大型ウォークインクロゼットに、家族の衣類を集中収納。
和室は両親が泊まりにきたときのための部屋で、縁なし畳の下には布団などを収納できるよう工夫しました。右の障子を開ければ、吹き抜けにつながります。
その和室は子ども室とつながっています。
現在は和室と子ども室の2部屋をオープンに使っていますが、将来は建具で隔てられるように、溝を彫ってあります。
ちなみに、1階にも子どもの勉強のためのコーナーを作りました。
小学生なので、個室ではなく家族の目が届く場所で勉強をしているそう。
限られた面積の中にも、家族の成長に合わせて変えられるフレキシブルな空間が確保されているのはうれしいですね。