羽毛ふとんを80年以上使うための洗浄とリフォームとは?キャリア25年のプロに聞きました
組合に加盟しているお店と、そこが直接つながっている資格のある工場です。
もちろん、ここ以外でも同じサービスを受けることは可能です。
ただ、値段の安さにつられて、どんな洗い方をするのかを確認しないで、あるいは確認できないシステムに、大切な羽毛ふとんを預けてしまうことはお薦めできません。
プロに任せる以上は、プロとしてかならず信頼できる場所を選んでください。
■ 自宅でのクリーニングにも挑戦してみましたが…
また一方で、羽毛ふとんは自分で(家庭で)も洗えるともいわれています。
そこで、実際に洗って試してみました。
洗えないことはないのですが、アメリカで使われているような相当大きなサイズのドラム式乾燥機が必要です。
あるいは、コインランドリーの大型洗濯機や乾燥機を使う方法もあります。
清十郎 / PIXTA(ピクスタ)
その場合、乾燥にどれだけの時間がかかるかわかりませんが、私が自宅の大型ドラム式乾燥機で芯まで乾燥させた場合1日3〜4時間使い、トータル3日かかりました。(これは、ふとんのサイズや乾燥機の仕様で異なりますから、厳密ではありません)
また、洗濯は大変です。洗濯機はいくら大型でも家庭用では無理ですから、バスタブにお湯を張って、洗いました。