羽毛ふとんを80年以上使うための洗浄とリフォームとは?キャリア25年のプロに聞きました
日本では多くの会社がこれを“羽毛ふとんのリフォーム”と呼んでいます。
打ち直しは、オリジナルのサイズを変更しないで、洗い上げた羽毛を新しい側生地に充填する場合を言います。
仕立て直しは、オリジナルのサイズを変更して、ダブルサイズをシングルサイズにしたり、厚手の冬用羽毛ふとんを、薄手のダウンブランケットなどに変更する場合のリフォームを言います。
この場合は、必ず羽毛ふとんに詳しいお店の人と相談されることをオススメします。
私自身は、シングルの古い羽毛ふとん2枚をプレミアムウォッシュしたあと、仕立て直しで、ダブル1枚にしてもらいました。
取り扱い店にもよりますが、早いところで工場到着から1週間から10日で受け取ることができます。
指示書に従い、充填していきます。
打ち直しの場合、オプションとして足し羽毛もされます
打ち直しも仕立て直しも、プレミアム(ロイヤル)ウォッシュを行うことで、中身のダウンボールは完全に蘇り、さらに性能がアップ、かさ高も増して、側生地は新しくなり、見違えるようになります。いつ買ったのかも記憶にないような古い羽毛ふとんでも、絶対に捨てないで、打ち直しや仕立て直しを検討してみてください。