26坪とは思えない!東西南北のコーナーから外を取り込む住まい【住まいの設計】
■ フロアごとに機能を振り分けて暮らしやすく
限られた敷地を活用するため、3階建てを選択したF邸。
1階に半分をファミリークロゼットとして使っている予備室とバスルーム、2階にLDK、3階には寝室を配置しています。
生活の中心は2階で、お風呂や着替え、洗濯は1階で完結し、3階は寝室のみ。
各フロアの役割が決まっているため上下階を何度も行き来することはなく、意外なほど暮らしやすいのだそう。
1階のバスルーム隣には、緑を配したプライベートなバスコートをつくりました。
バスルームの窓を開ければ風が吹き抜け、視線を気にせずくつろげます。
洗面室とトイレの間には、洗濯物を畳んだりお風呂上がりにくつろいだりとフレキシブルに活躍する家事室を設け、棚やベンチの下に下着などを収納できるように。
どのフロアにいても、光と風と緑を楽しめる工夫を凝らしたプラン。
26坪の面積以上の広がりを感じる、心地よい住まいでした。
もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2017年11-12月号」を参考にしてみてくださいね。
設計/山縣 洋(山縣洋建築設計事務所)
撮影/目黒伸宜