そして、「ヨーロッパは、地域によって硬水のところが結構ある」ということも、ある程度ご存知かと思います。
ドイツも地域差があるようですが、一般的にはほぼ全土硬水です。
硬水ということは、「ミネラル分が多く、イコール健康的」ともいえるかもしれないのですが、厄介なのが「カルキ」なのです。
カルキというと、次亜塩素酸カルシウム。
この物質は、日本では一般的に、水道水やプールの消毒に用いられる薬品として知られています。
Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)
ドイツの水は、成分添加されているのではなく、自然にこの成分が多く含まれており、天然水の硬度がとても高い硬水なので、シャワー、洗面ボウル、流し台など、水を使用した後の水滴がすぐに真っ白になってしまうのです。
一番驚いたのは、電気ポットに水を入れて沸かしたあと、その水を放置して次に使う時に電気ポットの中の水を捨てたら、白い塊がざっくざっくと出てきたことです!
初めてこの「ざっくざっく」を見た時は、思わず変な悲鳴を上げてしまったほどです。
そして、実はこのカルキの対処法がそれなりにあります。
バスルームの場合には、カルキ除去専用のスプレーやクリーナーが販売されているので、それで掃除すればピッカピカです!
キッチン用品は、金物タワシでこするか、これまたキッチンステンレス用のカルキ対策クリーナーがあるので、それで磨けばピッカピカです!
そして、「電気ポット真っ白状態」