コロナで確定申告の期間が延長に!知らないと損をする還付申告も詳しく解説
いよいよ確定申告がスタートしました。今年はコロナ禍で申告期間が1か月延長。さらに税務署に行かなくても申告できる方法も利用しやすくなりました。
今回はFP2級の海田幹子さんに、知らないと損をする最新情報と、知らない人の多い確定申告と還付申告の違いについて教えてもらいました。
■ 確定申告は税金を納めること、還付申告は税金を返してもらうことが目的
確定申告還付申告目的税金の支払いを申請払いすぎた税金の返還を申請該当する人・財産の贈与を110万円を超えて受けた人
・年間給与金額が2000万円を超える人・多額の医療費を支出したとき
・特定の寄付をしたとき
・源泉徴収や予定納税によって必要以上に
税金を納めたとき申告期間翌年2月16日から3月15日まで
※今年は4月15日まで延長翌年1月1日から5年間
確定申告と還付申告の大きな違いは、目的と申告期間の2つ。確定申告は税金を納めること、還付申告は税金を返してもらうことを目的としています。確定申告をしなければいけない人は、支払うべき税金を払えていない人ということになり、申告は義務です。
しかし還付申告は税金を返してもらう側なので、申告は義務ではありません。