住宅を建てる際、土地や建物以外にかかる「諸経費」。内訳と相場は?
各自治体の指定業者が行うことが決められていて、別途支払いが必要になる。費用は自治体によって異なる。
設計料
▶建築費の10~15%
ハウスメ-カ-に設計と施工を一括して依頼する場合は、本体工事費に設計料が含まれていることが一般的。設計事務所に依頼する場合は別途設計料が必要になる。
■ その他のお金
印紙代
▶契約金額によって異なる
土地の売買契約書、工事を請け負ってもらう施工業者との間でかわす「工事請負契約書」、住宅ロ-ンを申し込むときに作成する「金銭消費貸借契約書」にはそれぞれ印紙税がかかる。
火災保険料
▶10年間で15万~25万円程度
金融機関で住宅ロ-ンを契約する際は、火災保険への加入が求められることがほとんど。補償内容や期間は保険会社による。地震に備える場合は別途、地震保険料が必要となる。
建築確認申請費用
▶7万~15万円程度
着工に必要な「建築確認申請」のための費用。建物が建築基準法やその地域の条例に適合しているかどうか確認するために提出が義務付けられている。金額は自治体や住宅の規模によって異なる。
不動産取得税
▶3万~10万円
土地や建物など不動産を取得した際に支払う税金。有償・無償の別、登記の有無にかかわらず課税される。