住宅購入の負担を減らす制度を初心者向けに紹介。知らないと絶対に損します
住宅取得の負担を減らすために、様々な制度が用意されています。例えば「住宅ロ-ン減税」や「すまい給付金」といったものがそれ。さらに各自治体が独自に用意している助成金も見逃せません。
ここでは、そうした制度と助成金の基礎知識を学びましょう。ファイナンシャルプランナー・畠中雅子さんのアドバイスを交えながら、説明していきます。
■ 着工前に申請するのがルール。事前に関連各所で確認を
こうした制度を利用するにあたって注意したいことがあります。
「助成金の多くは『着工前に申請手続きを行う』のがル-ルです。
つまり、条件に合致していても、手続きをしないまま着工してしまうと、完成後にもらえたはずの助成金をもらいそこねてしまうことも」
痛恨のミスを減らすために、おすすめなのは、住んでいる地区の役所に行き、「どんな助成金がありますか」と尋ねてみることだそう。助成金の種類は、同居・近居に対する支援や省エネ住宅に対するものなど様々。期間限定で展開されているものも多く、役所のホ-ムペ-ジだけでは見つけられないこともあるため、「転ばぬ先の問い合わせ」が重要です。
■ 「住宅ロ-ン減税」は最大400万円超の税金が戻ってくる制度
住宅ロ-ンを借り入れて住宅を取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るための制度。