日本に4万あるお城のなかで「最も難攻不落だったお城」トップ5
城下に放火するなどの挑発にも応じなかったのも、「ここに篭っていれば大丈夫」という堅城への信頼感あってこそ。兵士たちを精神的にも支えていたと言えます。「百万一心(皆で力を合わせれば、何事も成し得ることの意)」の元就らしさをよく表していました。
■4位:唐沢山城(栃木県)
北関東の弱小勢力にも関わらず佐野家が、北条家・上杉家といった戦国有数の大勢力を何度も撃退できたのは、「関東一の山城」と称されたこの城のおかげです。
関東平野を見晴らす急峻な岩山ながら、水の手が豊富にあり、石垣しっかりも巡らされていました。
■3位:七尾城(石川県)
戦上手の上杉謙信をして、一念をかけても攻め落とせなかったお城です。最後は家臣の内部分裂によって敗れましたが、それさえなければ持ちこたえていたはずです。
後年、この地を支配した前田家は、別の場所に居城を持ったため、七尾城は戦国時代の遺構が見事にそのまま残っています。
特に石垣群は必見。
(ただし広大なので、訪れる際は時間に余裕を持って行きましょう)
■2位:千早城(大阪府)
日本初の本格的攻城戦の舞台になったお城です。「わずか1000人で100万人の寄せ手を撃退した」