ミスした自分を「0点評価」してはダメ!あせらない自分の作り方
間違った箇所については、「すみません。間違えました」と告げ、正しい数字を口頭で伝えれば支障なく乗り越えられます。
つまり、「焦ってちょっとデータを間違ってしまったけれど、それ以外の部分で伝えたいことはひととおり話せたから、70パーセントの出来かな」と現実的に評価してもよいということです。
■細かく数値化した自己評価が大切!
では、焦った状況において、自分がどれだけのパフォーマンスを発揮できたのかについては、どのように判断すればいいのでしょうか?
そのためには、その時々の自分の出来を、具体的な数字で表してみることが大切なのだと著者はいいます。
「焦っても60パーセントはできた」
「75パーセントはできていたと思う」
というように、細かく数値化して自己評価してみることが大切だというのです。
著者は「焦った自分」を受け入れるための手段として、一週間に一度、10分程度でもいいので、自分が焦っているときのことを考える時間をつくってみることを勧めています。
そして「今週の焦ったことベスト5」をノートに書き出してみると、自分の焦りのパターンや傾向がつかめるようになるというのです。