くらし情報『50年も医療に向き合った「96歳女医」が語るドクターの選び方』

50年も医療に向き合った「96歳女医」が語るドクターの選び方

と無理して好まないものまでを食べる必要はないというのですから驚き。

その前提として大切なことは、「不足しているものは自然に体が要求するから、その自然の声に耳を傾けて従う」ということなのだそうです。現代の私たちは忙しすぎて、体や自然の声に向き合うことがなかなかできません。しかし、それがいちばんの問題かもしれません。

著書のなかには、ときに厳しい言葉も並びます。しかし、先生の歩んでこられた険しい人生の上に並ぶこの言葉たちは、これからも伝えられていくべきもの。

本書を通じ、「愛とは?」「老いとは?」「健康とは?」ということをいま一度考えてみていただければと思います。

(文/料理家・まつながなお)

【参考】

※梅木信子(2016)『ひとりは安らぎ感謝のとき』KADOKAWA

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