くらし情報『フランス事情に学ぶ!日本で深刻な「2人目の壁」を打破する方法』

2016年4月10日 19:00

フランス事情に学ぶ!日本で深刻な「2人目の壁」を打破する方法

しかし、数時間、大人の時間を持つことでストレスが解消でき、さらに夫婦間のコミュニケーションを保てるのであれば、子育てにも大いにプラスになるはずです。

■制度よりも自分らしく生きることが大事!

本書を読んで、フランスの制度がいかに社会の変化を反映しているかに驚かされました。

同性婚や事実婚など、さまざまな婚姻形態の人への保障制度や、もう15年も続いている「週35時間労働法」、3歳からの義務教育「マテルネル」などなど、数え切れないほどです。

「日本は社会が変わってきているのに、法律が変わらないですね。フランスでは、人々は黙っていません。毎日なにかしらのデモや署名をやっています」

政府がそういうことに耳を傾けてくれるとは、うらやましいかぎり。日本では、政府は女性が輝ける社会を提唱しながらも、女性からの要望に耳を傾けていないようなニュースが後を断ちません。それは、社会的地位の高い女性の少なさと大いに関係があるでしょう。


しかしフランスも70年代までは、女性の地位は低く、女性の人格を認めないような法律もあったといいます。

現在の状況になるまでには、フランス人の気質、歴史、労働環境、教育、さまざまな要因がからみあってきたのだろうと思いますが、では、私たち日本人が学べることはなんなのでしょうか?

「いちばん大事なのは、自分らしく生きることです。

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