2016年4月25日 21:00
割り勘は7000円!会食のプロが教える「取引先とのご飯」相場
■部下ごはんで「飲み放題コース」選択はNG!
コミュニケーションを深めたり、悩みを聞いてあげたりするなど、部下によく目配りするのも上司の務め。本書では、部下を食事に連れて行く場合の心得も明かされています。
難しいのが店選び。取引先との食事会と違って、自腹になってしまうことも多々あります。
でも、せっかくご馳走してもあとで“ケチな人”の烙印を押されてしまっては残念。目安は2人で2万円払ってお釣りがくるところ。
1人あたり7,000~8,000円がちょうどいい、というのが著者の実感。
この価格帯でセンスもサービスもよく、コスト・パフォーマンスのいいお店をいくつかリストにしておければ、職場でのよい人間関係作りに大いに役立てることができるのです。
店選びで気をつけたいのは、飲み放題にしないこと。時間制限がついてしまっては落ち着いて話せませんし、飲みすぎて「なにを話したかおぼえていない」なんていうことになっては意味がなくなってしまうからです。*
一緒に食事することで普段できない話をしたり、より相手を身近に感じることができたりする“ビジネスごはん”。使いこなせれば、仕事の能率アップや人脈作りの上で強力な武器になります。