お金と安定で階層が決定!80%の社会人が感じるカーストの実態
なんでも選べる自由は「この選択でよかったのか?」という迷いを、競争は「蹴落とされるかもしれない」という不安をそれぞれ生みます。こうした悩みが自分と誰かをくらべる原因であり、社会人カースト誕生の根幹にあるものではないでしょうか?
スクールカーストの根底にも「誰かと一緒でなければ安心できない」という不安がありました。大人になっても、不安や悩みを解消するため他人と自分をくらべてしまう人が多いのかもしれません。さらに、昨今の不況がそのような傾向に拍車をかけているのでしょう。
では、カーストを決定するものはなんなのでしょうか?
スクールカーストは外見やコミュニケーション能力で階層が決まっていましたが、社会人カーストでは異なる基準が存在するようです。
■お金と安定でカーストが決まる
冒頭で触れた株式会社オウチーノの調査で「自分はどの層にいると思いますか?」と質問したところ、「最上層」と回答した人が12.8%、「上層」が 13.4%、「中層」が 32.1%、「下層」が 14.8%、「最下層」 が 7.0%、「『社会人カースト』はないと思う」が 19.9%という結果が出ました。それぞれ理由を聞いたところ、すべての階層で「給与」