決め手は1枚のメモ!孫正義氏の英語が世界のトップに伝わる理由
箇条書きで、自分のいいたいことを英文でまとめただけのシンプルなもの。また、そのテーマに関連する重要な英単語を、参考のためにまとめておくことも。
このようにミーティング前に準備をすることは、非常によい英語学習の機会になるのだとか。理由は簡単で、絶対に自分がアウトプットをしなければならない立場になるから。
■準備を恥ずかしがる必要なし
「事前の準備をせずに英語でミーティングができないと格好が悪い」と思い込んでいる方もいるかもしれませんが、そうすることを結果に結びつけているからこそ、「恥ずかしがる必要はまったくない」と著者は断言しています。
メモさえつくっておけば、こちらが伝えたいことは必ず伝えることができるから。
たとえ相手のペースで話が進んだとしても、手元の紙に戻れば、もう一度自分のペースに戻ることができるわけです。
また、このような紙が手元にあることが、自分の心配を事前にぬぐい去ることにつながるともいいます。
英語で交渉に臨もうというとき、緊張してしまうのは当たり前の話。でも、そのようなときに、手元の紙はお守りのような役割を果たすというのです。
不安な気持ちのままで臨んでしまうと、英語ができるかできないか以前の、「ビジネスパートナーとしてどうか」