1対1の時間をすごす!赤ちゃんとのきずなを築く5つのステップ
一方、パパは「赤ちゃんとどう接すればいいんだろう?」という戸惑いを持ちやすいもの。この溝を埋めるべく書かれたのが本書です。
■166の「Q&A」と51の「データコラム」
ともに父親でもある、ジャーナリストと助産師のフランス人男性2人による共著。
新米パパが持つであろう166のお悩みにQ&Aで答える形式で、徹底的にパパの視点に立って書かれた「心得」には、ママへの思いやりがあふれます。
たとえば「妊娠中の妻の気まぐれにどう対処したらいいでしょう?」という問いには、「そんな彼女を理解してあげよう。『今夜の食事はなに?』などと聞くのは極力避け、あなた自身が料理をする。妻には、以前どおりにしなくてもいいと思っていることを伝えよう」と提案しています。
「出産後、彼女が退院する前に、僕は家でなにをしておくべきなのだろうか?」という疑問に対する回答は、「あなたの妻はいま、日常に戻っていろいろ管理しなければならないことを考えただけで、涙が止まらなくなる状態と思われる。
だからあなたは(中略)居心地のいい場を作っておくことが大切になる。缶詰や冷凍食をストックし、トイレットペーパーを補充し、(中略)部屋に花を飾り、シーツを替え、洗濯を2、3回して、ゴミ箱も空にし、掃除機をかける」