これで「つまらない」と悩まなくなる!何もしない時間の増やし方
『「つまらない」がなくなる本』(鶴田豊和著、フォレスト出版)の著者は、いままでに1万人以上の人々の悩みを解決してきた実績を持つ行動心理コンサルタント。前著『「めんどくさい」がなくなる本』も話題を呼んだので、記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いわば本書はその続編的な位置づけにあり、今回は誰しもが持っている「つまらない」という感情に焦点を当てているわけです。
著者によれば、私たちは「つらい」気持ちを感じるため、つい「つまらない」=「退屈」から逃れようとするもの。
しかし問題は、「つまらない」という悩みによって、「お金」「時間」「健康」を失っているという事実。その結果、行動できなくなり、チャンスを失っているというのです。
なお、「退屈」とひとことでいっても、大きく分けると2種類あるそうです。
■2種類の「つまらない」=「退屈」悩みとは
(1)一時的な退屈
たとえば「病気で毎日寝込んでいるとき」「義務でやらなければいけないことをやっているとき」などがこれにあたり、特徴は「その場限りであること」。
そして一時的な退屈は、次の3つの場合に発生するとか。
【単調さが長く続いている場合】:単調さが長く続くと、人は退屈になるもの。