これで「つまらない」と悩まなくなる!何もしない時間の増やし方
の悪循環を断ち切るための有効な手段として、著者は「なにもしないこと」を勧めています。そう聞くと「考えごとをする」「スマホをいじる」「寝ている」などを連想しがちですが、これらは「なにかをしている」状態。
では、「なにもしない」とはどのようなことかといえば、それは次のようなもの。
(1)なにも考えずに、ただボーッとする
(2)暖かいお風呂に入ったあと、ボーッとする
(3)公園や自然のなかで立ち止まり、花や草木を眺め、自然を感じる
(4)瞑想
上記(1)の好例は、布団から起き上がって、しばらくボーッとしているようなとき。あるいは公園のベンチに座り、ただボーッとしているとき。
「よし、これについて考えてみよう」というように、主体的になにかを考えているのは、なにかをしている状態。
一方、なにも考えずにただボーッとしていて、ときどきなにか考えが浮かんでくるという状態は、「なにもしていない」といえるそうです。
それは、(2)や(3)も同じ。
あまり厳密に考えすぎないことが大切だといいます。
そして(4)は一般的に、瞑想中は頭が空っぽの状態になります。雑念が湧いてきたりすることもあるとはいえ、思考が浮かんできにくい状態になるもの。