くらし情報『うつ病は世界に3.5億人も!メンタルヘルスに関する8つの誤解』

うつ病は世界に3.5億人も!メンタルヘルスに関する8つの誤解

目次

・間違った通説1:悲しみはうつ病と同じようなもの
・間違った通説2:強迫性障害は潔癖に絞られる
・間違った通説3:メンタルヘルスの問題は大人だけが抱える
・間違った通説4:統合失調症の人たちは暴力的で攻撃的
・間違った通説5:意志が弱い人だけがメンタルヘルスに問題を抱える
・間違った通説6:精神疾患は怠惰と悪い行いの言い訳にすぎない
・間違った通説7:うつ状態になるのには理由がある
・間違った通説8:不安障害があるとどんなストレスにも耐えられない
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みなさん、心の病気は自分には関係ないと思っていませんか?

でも厚生労働省が発表した、2015年度の労災状況まとめによれば、長時間労働やパワハラが原因でうつ病などの精神疾患を発症した労働災害の請求数が、過去最多となっています。

メンタルに問題を抱える人は増加しており、このような問題は、決して他人事ではないのです。

しかし、メンタルヘルスに関して間違った認識を持つ人は少なくありません。そこで今回は、イギリスの情報サイト『NetDoctor』が発表した、メンタルヘルスについて広く信じられている8種の通説をご紹介します。

いざ自分がかかったときに悪化させないよう、今のうちにメンタルヘルスに対する誤解を解いておきましょう。

■間違った通説1:悲しみはうつ病と同じようなもの

誰でも気分の浮き沈みがあります。ちょっと落ち込むこともありますし、失恋したときには悲しみがあふれるものです。

ただし、気分が落ち込んだときにうつ状態だという人がいますが、実際にうつ病になっているわけではありません。


うつ病とは、落ち込んだ気持ちが回復せずに長く続くこと。そして日常の物事をするための能力や、喜びを感じることなどに影響を与えるのです。

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