くらし情報『聖書1000ページを記憶するユダヤ人に学ぶ「英語学習の基礎」』

聖書1000ページを記憶するユダヤ人に学ぶ「英語学習の基礎」

そのため聖書の数が慢性的に足りなくなり、みんなで一冊の聖書を読もうとしたため、見えるように体を動かす習慣がついてしまったということ。

そしてその結果、「ひょっとしてこれは画期的な記憶法なのでは?」と気づいたというのです。さらには「体を動かすことで体温が上がり、血行がよくなる」というメリットにも気づいたため、この記憶法が広まっていったのだとか。

■音読と反復による暗記練習が肝!

だから、「英語をどのように勉強すれば、いちばん効果があると思いますか?」という問いに対しても、著者はまず「つぶやくこと」だと断言するといいます。

ただし、それだけでは不十分。「体を動かしながら」という要素が加わって、初めて効果的な「ユダヤ式英語勉強法」が完成するというわけです。

<学ぶ(ミシュナ)というのは、繰り返し朗読をし、繰り返し書き写し、そして繰り返し考えることである>というユダヤの格言があるそうです。

そして著者もまた、ユダヤ関連の本を読みあさり、ユダヤ人が多く通っていたニューヨーク州立大学で彼らと共に学んだことから、「音読と反復による暗記練習が英語を身につけるうえでは最大のポイント」だと確信したのだといいます。

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