これなら親子で苦しまない!6歳まではテキトー子育てがいい理由
『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』(立石美津子著、日本実業出版社)の著者は、子育てに関する著者、講演家として精力的に活動している人物。
教育現場での経験に基づいた講演には定評があり、自身が自閉症児を育てる母親でもあります。
前作『『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』も話題を呼びましたが、新作である今回も、テーマにしているのは子育てにおける“テキトー”の重要性。
というのも、著者が“テキトー”を強調することには大きな理由があるのです。
■子育てはテキトーなくらいがちょうどいい
子育て経験のある方ならおわかりになると思いますが、子どもに向き合って一生懸命になればなるほど、「いいママにならなくちゃ」「いい子に育てなくちゃ」という“いいママプレッシャー”にがんじがらめになってしまうもの。
理想を追い求め続け、つい完璧主義になってしまうわけです。事実、かつては著者もそうだったといいます。
しかし、そんな状態だと、親も子どもも不幸になってしまって当然。
そのことに気づいてから、“テキトー”な子育ての重要性を実感したというのです。