10の力が倍になる!メダリストの努力をビジネスに応用する方法
つまり全日本がメダルから遠ざかっていたのは、平均身長が低いという不利な条件を克服できずにいたからだということです。
ロンドンでも参加12チーム中、下から3番目の平均身長だったため、その差を克服しての銅メダルだったというわけです。
ちなみに大会のあと、勝てた理由として選手たちの口から出たのは「チームワークのよさ」だったのだとか。また眞鍋政義監督自身も、「団結力」が強みだったと語っているそうです。
そして、そのチームワークが築かれた背景には、「ぶれないチーム」強化の方針が関わっているというのです。
■目指す方向が一致するからまとまる!
試合中にiPadを片手にしていたことから、眞鍋監督は「データの駆使」を特徴として挙げられていました。
しかも漠然とデータを用いるのではなく、「日本のチームにとってなにが必要か」という観点から利用していたというのです。
それが指し示すように、「どのような戦い方をしてメダルを目指すか」について明確な戦略があり、そのうえで戦術を立て、データも利用したということ。
当然のことながら選手にも、「どのようなプレーを重点的に行うか」を明示したそうです。
つまり、一貫した方針があり、「なにをすればいいのか」