12歳までに運動神経は決まる!子どもの運動能力を伸ばす育て方
自信がつくと、クラスでリーダーシップを発揮できるなど、さまざまなメリットが生まれるのです。
自信を身につけるためには、「できた!」という、その子自身の気づきが必要。自分でやってみて、「やれた」という感覚をつけることが自信につながっていくということです。
また、お父さんやお母さん、学校の先生、体育教室の指導員、習いごとの先生などからほめられることで、自信をつける子どももたくさんいるそうです。
そういう意味でも、そのきっかけとなりやすい「運動」を経験することはとても大切だというのです。
■いつから運動をはじめればいいか
では具体的に、いったいいつから運動をはじめればいいのでしょうか?
このことについてはさまざまな意見があるそうですが、著者は「早ければ早いほどよい」と考えているのだといいます。
時期に多少の違いはあるものの、子どもには神経系の発達が盛んな時期があります。そのとき、一生のうち一度だけ、そして生まれてからこの時期までに、神経系の95%程度の発達が終わってしまうというのです。
その時期とは、生まれてから第二次性徴(小学校高学年~高校生くらいに起こる、大人の体になる時期)