やる気があれば年齢は無関係!60歳で慶應大卒業した女性の生涯
教員も、通学過程の方があたるのだといいます。
また大学にもよりますが、一定の単位を修得したら、通学課程への編入試験を受けることも可能。
卒業できれば学位記が授与されますが、それも通学課程と同様のもの。卒業したら、履歴書に書くのは「○○大学△△学部卒業」。
成績証明書には「通信教育課程」の文字が入るものの、卒業証明書には入らないのだそうです。
つまり、一般的なイメージ以上に、通信教育課程には可能性があるわけです。
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本書が教えてくれるのは、「やる気さえあれば年齢なんか関係ない」ということ。「それを成し遂げた」という前提のもとで書かれているため、強い説得力があるのです。
なお著者は現在、「生涯学習アドバイザー活き活きLifeアドバイザー」という肩書きのもと、ボランティアでの清掃をはじめとする多くの活動を通じ、人と人のコミュニケーションづくりに尽力しているのだとか。まだまだ、やるべきことはたくさんあるようです。(文/作家、書評家・印南敦史)
【参考】
※大森静代(2016)『働きながら60歳で慶應義塾大学を卒業した私の生涯学習法』合同フォレスト
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