良質な努力が生産性を高める!「いい努力」を形成する7つの要素
ではないと著者はいいます。
「いい努力」とは、その努力をした結果、成果が出るもの。リンゴの木を育てるのなら、リンゴを実らせるのがいい努力だということです。
■2:「目的」が明確なもの
成果とは結果であって、すぐに出るものではありません。「なにをすれば成果につながるのか?」、そんなこと100%はわからないのが当たり前だということです。
その状態で努力をするのだから、大切なのはいちばん先に目的を意識し、明確にすること。つまり、目指す成果がどんなものであるか、それを明確にすることだというわけです。
いってみれば「いい努力」とは、目的が明確なもの。
「自分はなんのために努力をするのか?」と、常に考える必要があるのです。
■3:「時間軸」を的確に意識しているもの
目的がはっきりしていても、「いつまでに」が漠然としていたのでは意味がありません。
「5年以内に県内ナンバーワンのリンゴ農家になる」ことが目的なのか、「来年、リンゴを100個つくる」ことが目的なのかによって、努力の仕方は変わってくるということ。
目的を達成する時間軸を的確に捉えていない努力は、「いい努力」とはいえないわけです。